
こういった疑問に答えます。
「ふるさと納税」とは、自分の住んでいる自治体以外に一定額を寄付すると税控除が受けられる制度のことを言います。
税控除が受けられるだけでなく、寄付のお返しとして自分で選んだ返礼品をもらうこともできるとてもお得な制度です。
ふるさと納税するのとしないのとでは下記のような違いが生まれます。
- ふるさと納税をする:税金は自分で選んだ自治体へ払い、お礼として返礼品がもらえる
- ふるさと納税をしない:自分の住んでいる自治体に税金を収める。物は何ももらえない
税金を収めたお礼としてお米や果物や肉など自分で選べる「返礼品(お礼の特産物)」がもらえるわけですから、ふるさと納税した方がお得です!!
そんなわけで今回は「ふるさと納税とはどんな制度なのかを徹底解説」したいと思います。
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ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは簡単に説明すると、税金の先払いをして返礼品が受け取れる制度です。
ふるさと納税をすることで、税金をすでに支払った状態になるので、翌年の住民税や所得税を支払わなくてよくなります。
また寄付をするとお返しとして、自分で選んだ特産品などの返礼品をもらうことができます。
この返礼品がもらえることこそがふるさと納税の最大のメリットとなります。
ふるさと納税の制度が作られたときは、進学や就職などで地元を離れた人が故郷に貢献できるように作られたのですが、今では自分の故郷と関係がなくても寄付ができます。
ふるさと納税の特徴・メリット
ふるさと納税の特徴やメリットをまとめると以下になります。
- 返礼品がもらえる
- 好きな自治体に寄付ができる
- 税金が控除される
- 5ヶ所までは確定申告が不要
- 寄付したお金の使用用途が選べる
返礼品がもらえる
ふるさと納税の最大のメリットが返礼品がもらえるということです。
この返礼品も、各地の特産品や日用品、レジャー体験券などさまざまな種類があり、よりどりみどりです。
きっと自分が好きな返礼品を見つけることができると思います。
普通に住民税を支払っていると税金を支払うだけで終わりですが、ふるさと納税をすることにより特産物がもらえるので、絶対にふるさと納税はやった方がお得ですよ!!
好きな自治体に寄付ができる
「ふるさと」とついているので、自分の生まれ故郷じゃないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、寄付先は全国の自治体どこでも自由に寄付することができます。
ほしい返礼品がある自治体や応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄付をしましょう。

税金が控除される
ふるさと納税をすると2,000円は必ず支払わないといけませんが、ふるさと納税した次の年の住民税が控除されます。
2019年にふるさと納税をした→2020年の住民税・所得税の一部が控除される。
(なぜなら2019年にふるさと納税をして税金を収めているため2020年に支払わなくてよくなる)
5ヶ所までは確定申告が不要
会社員の場合は年間の寄付先が5ヶ所以内であれば、ワンストップ制度というものを利用すると確定申告をしなくても税金の控除を受けられます。
確定申告しなくていいので、手間が省けますね。
寄付したお金の使用用途が選べる
通常支払った税金の使い道を私達が選ぶことはできません。
しかし、ふるさと納税では寄付金の使い道を選択肢の中から選ぶことができます。
自分が応援したい事業に貢献できるからうれしいですよね。
ふるさと納税で確定申告が必要なくなるワンストップ特例制度とは?
ふるさと納税の控除を受けるためには確定申告をしないといけませんでした。
しかし最近では「ワンストップ特例制度」というものができ、確定申告をしなくても税控除を受けられる制度ができました。
ただしワンストップ特例制度を受けるためには下記のような条件があります。
- 会社員などの給与所得者
- 寄付先の自治体が5ヶ所以内(1つの自治体に複数回寄付した場合は1ヶ所とカウントされる)
自営業者やフリーランスなどの確定申告が必要な人はワンストップ特例制度を使えないので注意しておきましょう。
ワンストップ特例制度が受けられない人をまとめてみると以下になります。
- 自営業・フリーランス
- 寄付先の自治体が6ヶ所以上の場合
- 年収2000万円以上の人
- 住宅ローン控除を受けている人
- 医療費控除を受けている人
確定申告が必要な人はワンストップ特例制度は受けられないということですね。
ふるさと納税のデメリット
メリットだらけのふるさと納税ですが、デメリットもあります。
- 手間がかかる
- 上限以上の寄付をすると損する可能性もある
こういった点がデメリットであげられますね。
ふるさと納税のデメリットに関しては「ふるさと納税のデメリット【面倒くさい】」の記事をご覧ください。
ふるさと納税は手間はかかりますが、普通に納税するよりは格段にお得になるのでしょうがないと思ってきちんと手続きした方がいいと思います。
また上限以上の寄付は、控除上限額シミュレーションできちんと確認してから寄付を行えば大丈夫ですよ。
ふるさと納税の流れ
難しそうに見えるかもしれませんが、ふるさと納税の手続きは意外と手間がかかりません。
STEP1 ふるさと納税の寄付金額の確認
ふるさと納税では、年収や家族構成によって控除上限額が違ってきます。
自分の控除上限額をちゃんと知っておくことが大切ですよ。
ふるなびというふるさと納税のサイトには「控除上限額シミュレーション」というものがあります。
自分の年収・配偶者の有無を入れるだけで、自分のふるさと納税の控除上限額が確認できますので利用してみてくださいね
STEP2 ふるさと納税の寄付先を選ぶ
ほしい返礼品がある自治体や応援したい自治体など、自分が寄付したいと思う自治体を選びましょう。

STEP3 ふるさと納税の寄付の申込み
ふるさと納税の寄付ができるサイトから申込みをします。
おすすめは、寄付金額の1%のアマゾンギフト券がもらえるふるなびです。
寄付金額の1%のアマゾンギフト券がもらえるということは、税金を支払ってアマゾンギフト券がもらえるのと同じことですから、利用しない手はないと思います。
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STEP4 ふるさと納税の寄付金を支払う
ふるさと納税の寄付金を支払います。
色々な支払い方法がありますが、おすすめはクレジットカードを使って支払う方法です。
そうすることで、クレジットカードのポイントも貯まるのでお得ですよ。
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STEP5 ふるさと納税の寄付金受領証明書と返礼品を受け取る
寄付金を収めると数週間後に「寄付金受領証明書」と返礼品が届きます。
一緒に届くのか、別々に届くのかは自治体によって異なります。
私が寄付したところは、最初に返礼品が届き、その1週間後くらいに封筒で「寄付金受領証明書」が届きました。
返礼品に「寄付金受領証明書」が入っていなくても、そのうち届くと思うので焦らなくて大丈夫ですよ。
ワンストップ特例制度を利用する場合、ワンストップ特例申請書が届きます。
届いたら必要事項を記入して、寄付をした自治体に返送する必要があります。
ちゃんと返送しないと控除が受けられなくなるので、書類の返送はちゃんとやりましょうね!
ふるさと納税を行う時の注意点
ふるさと納税を行う時の注意点をまとめました。
- 控除上限額をちゃんと確認してからふるさと納税をする
- ワンストップ特例制度を利用する時は申請書の提出を忘れない
- 確定申告する人は寄付金受領証明書を保管しておく
- 税金を納付している人名義でふるさと納税を行う
- 返礼品の保管スペースの確保
- 住民税の減額は翌年にされる
- 返礼品がいつ送られてくるのか確認しておく
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ふるさと納税のQ&A
ふるさと納税の仕組みややり方はわかっても、いざやってみようと思ったらわからないことが色々でてくると思います。
そんな方のためにふるさと納税でよくある質問やQ&Aについて「ふるさと納税のよくある質問・Q&A【疑問に答えます】」の記事でまとめました。
ふるさと納税での疑問点がある方は見てみてくださいね。
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